【完全解説】足の臭いの原因、ガサガサ硬い角質になるのはなぜ?

フットケア
  • 足のニオイ対策で角質を削っているのに、角質はガサガサしてて臭いままなのは何でだろう?
  • 保湿クリーム変えてもガサガサが治らんなぁ・・・
  • 足の裏の角質は足のニオイの原因になるの?

本記事はそんなお悩みを解決します。

この記事で分かること
  • ガサガサ・硬い角質になる仕組みと因子【肌の基礎知識を添えて】
  • ガサガサ・硬い角質と足のニオイの関係

読み終えていただければ、
◎「ガサガサ・硬い足裏の角質」になる原因となることをしなくなります。

◎足の裏の角質と上手に付き合っていけるようになります。

◎ボディ/フェイスケアどっちにも役立つ美容部員なみの肌知識が身につきます。

・足のニオイの原因は角質!お風呂に入る度にやすりや軽石でケアして!

・ターンオーバーが遅くなっていて古い角質が溜まっている。そして、それがニオイの元になっているよ!

巷ではこんな情報がたくさんあるので
「じゃぁとりあえず角質を削ればいいのか!」と、毎日角質を削っているのに、角質はガサガサしてて足もくさいまま。

そんな人は
「なんでガサガサになるの?」=「肌の仕組み」を知ることが、ツルスベ足裏&足裏のニオイ改善に近づく第一歩です。

ツルスベ足裏や足のニオイ改善を目指していくうえで、実は大事な「肌の仕組み」。
ぜひ本記事をセルフケアにお役立てください。

本記事を書くにあたり参考にした本はコチラ
筆者紹介
  • 美容業界歴10年以上
  • 元・外資系化粧品会社の美容部員&プロダクトマネージャー
  • 美容マニア
「スキンケアエキスパートの私が説明します」

足の臭いの原因、ガサガサ硬い角質になるのはなぜ?

足の臭いの原因、ガサガサ硬い角質になるのはなぜ?

結論から先にお伝えしますね。

乾燥や肌のターンオーバーの乱れによって、角層の水分量が低下すると、角質剥離に関する「酵素」の働きが低下、剥がれるべき角質がチリツモっていきます。

厚く重なった角質は水分が少ない故に、乾いた餅のように硬くなったり、中途半端に剥がれかけたりします。

これが、ガサガサ硬い足の裏になる仕組みです。

ガサガサ足の裏に保湿クリームを塗っているのに改善しないのは、肌のターンオーバーを乱す「何か」をし続けているからです。

保湿は肌のターンオーバーを整えるサポートとなりますが、それ以上に肌のターンオーバーを乱す要因の影響の方が大きいと、保湿しても満足な結果は得られません。

足裏の肌がガサガサする仕組み
足裏の肌がガサガサする仕組み

逆を言うと、

角質剥離に関する「酵素」の活動を低下させない。

そのために、角層の水分量を十分に蓄える。

そのために、肌のターンオーバーを乱さないようにすれば良い。

つまり、
足裏の肌の特徴をおさえつつ、肌の仕組みを知ることが、キレイな足裏をつくる第一歩なのです。

それでは、肌の仕組みについて、もっと詳しく解説していきます。

ちょっと項目が多いですが、以下の順番で進めていきます。

  • 皮膚の構造と働き
  • 角層の構造と働き
  • 肌のターンオーバー
  • ターンオーバーの乱れと肌荒れ
  • ターンオーバーを乱す原因

皮膚の構造と働き

まずは、「角質」を含む肌全体の説明です。

皮膚の3層構造

「角質」が存在して、ターンオーバーが関係するのは「表皮」の部分です。

表皮はさらに4層に分かれています。

表皮の4層構造

※手のひらと足底には肌の強度を高めるために、顆粒層と角層の間に「淡明層(透明層)」があります。

補足
足の裏に焦点をあてると
  • 足底の表皮の厚さは約1.4 mm。
  • 表皮と真皮を合わせた足底の厚みは約2〜3 mm。
  • 足底の角層の厚さは約0.08 mm〜。

続いて「皮膚の働き」についてです。

肌は、生命を維持するために必要不可欠な機能をもっています。

  • 紫外線・外的刺激・病原菌などから生体を守る
  • 水分の喪失・侵入を防ぐ
  • 体温を調節する
  • 知覚作用
  • 分泌・排泄作用

肌は高機能な防御壁なのです。

足の裏は、特に分厚い防御壁となっています。

なぜなら全体重を支え、いろんな動きによる物理的な刺激をうけやすい部分だから。

薄い肌ではすぐに傷ついてしまうため、肌を厚くすることで

・クッション性を高め外界から受けるダメージを和らげたり
・体内に異物が侵入するのを防いだりしています。

次は、
肌の一番外側の部分で、防御壁の最前線にあたる「角層」についてです。

「角層」の防御力とターンオーバーは関係しているんですよ。

角層の構造と働き

角層の構造と働き

角層かくそう」は肌の一番外側、私たちが手で触れることができる部分です。

「角質」が集まっている層を「角層」OR「角質細胞層」OR「角質層」と呼びます。

一方で、「角質」「角層」のことを指している場合もあります。

呼び方は何であれ「それが何なのか」を理解していることの方が大事です。

角層の構造

表皮の一番下の層「基底層」から上ってきた「角化細胞(ケラチノサイト)」と呼ばれる細胞は、角層に到達すると脱核して「核をもたない死んだ細胞」=角層細胞(角質細胞)となります。

角層は「死んだ細胞」が何層か積み重なって形成されています。
角層は、ほぼ「ケラチン」でできています。

ケラチンは、硬く強度のあるタンパク質の一種です。

そして、
この「角層細胞」どうしの隙間を埋めているのが「細胞間脂質」です。
・「水を蓄える」
・「異物の侵入を防ぐ」働きがあります。

例えるなら
  • 角層を構成する「角層細胞(死んだ細胞)」はブロック
  • 「細胞間脂質」はブロック同士の隙間を埋めるセメント

ちなみに、角層の厚さは体の部位によって差があります。

(頬)は約10層、
手のひらや足底は50層以上、
かかとは100層以上
といわれています。
※文献によって多少の差あり

顔の角層数とかかとの角層数の違い

続いて「角層の働き」についてです。

角層の機能

角層の最大の機能は防御壁=「バリア」。

角層は肌におけるバリア機能の要です。

このバリア機能は大きく2つに分けられます。

  • 体内の水分を外に逃がさない(内側→外側へのバリア
  • 外からの刺激物質の侵入を防ぐ(外側→内側へのバリア

角層がみずから水分を保ち、
体内の水分を外に逃さないようにする働きによって、私たちの肌の柔らかさや、なめらかさは維持できています。

角層が刺激や異物の侵入を防いだり、
経皮吸収のコントロールをしたりしているので、わたしたちは重篤なアレルギー症状や炎症などの発症を予防できています。

角層の保湿&バリア機能に欠かせない4つの要素

  • 細胞間脂質
  • 天然保湿因子(NMF)
  • 皮脂膜
  • 皮膚常在菌
角層の構造
細胞間脂質の特徴

細胞間脂質は、角層のバリア機能の要です。

肌のバリア機能の維持に重要なセラミド(その他の脂質類を含む)は、ターンオーバーの過程でつくられます。

なので、

ターンオーバーが乱れて肌細胞の成長が不十分だと、細胞間脂質(セラミドなど)も少ない状態になってしまうんです。

天然保湿因子の特徴

肌の保湿に重要なNMFも、ターンオーバーの過程でつくられるんです。

皮脂膜の特徴

足の裏には皮脂腺がないため、皮脂膜がつくれません。

※厳密に言うと、足の裏は「極端に皮脂膜が少ない」です。
ほとんどの場合、
「皮脂膜」=「皮脂腺からでてきた皮脂」+「汗」という認識であり、足の裏には皮脂腺が欠けているため、一般的には「皮脂膜が無い・つくられない」と言われています。

が、実際は足の裏にも「外部から付着した皮脂」と「表皮細胞由来の脂質」があります。
でも結局、脂質の量が少ないので「足の裏には皮脂膜が無い」という一般認識で問題なしです。

皮膚常在菌の特徴

実は、これら角層の保湿&バリア機能に欠かせない4つの要素は、
普段、やってしまいがちな行為によって簡単に流出してしまいます。

やってしまいがちな行為
  • 長風呂
  • ゴシゴシ洗い
  • 熱めのお湯でのシャワーや入浴
  • 洗浄力のつよいボディソープ
  • 角質のとりすぎ

やってしまいがちな行為によって

  • 細胞間脂質
  • 天然保湿因子(NMF)
  • 皮脂膜
  • 皮膚常在菌

これら肌の保湿因子は洗い流されてしまい、
角層がもつ保湿・バリア機能の低下につながります。

角質層はふやけたり、傷ついたりすることで、構造が容易に崩れます。

美容常識の9割はウソ

保湿・バリア機能が低下すると
・肌がさまざまな刺激に対して弱くなる
・水分が蒸散しやすくなる
などして、乾燥肌やその他の肌トラブルを引き起こしやすくなります

角層は死んだ細胞(の集合体)だけど、保湿&バリア機能を担うとても重要な存在なのです。

肌のターンオーバー

肌のターンオーバー
  • 肌細胞が生まれてから垢として剥がれるまでのライフサイクル、または新陳代謝のことを「ターンオーバー」と呼ぶ
  • ターンオーバーは
    「細胞の成長過程(角化)「角層細胞の剥離」
    の2つの段階に分けて考える
  • ターンオーバーにかかる時間を「ターンオーバー時間」と呼ぶ
  • ターンオーバー時間は約6週間(約45日)※部位差あり
  • 健康な肌では角質はたまらない仕組みになっている

繰り返しになりますが

・肌は3層構造
「表皮」「真皮」「皮下組織」。
「表皮」がターンオーバーに関係しています。

・「表皮」は4層構造
肌の奥から「基底層きていそう」「有棘層ゆうきょくそう」「顆粒層かりゅうそう」「角層」
※足底には顆粒層と角層の間に「淡明層」があります。

この表皮にて、

「新しい肌細胞が生まれる→死んでいく」=「ターンオーバー」を毎日繰り返しています。

この一連の流れによって肌は更新されています。

肌のターンオーバーとターンオーバー時間
ポイント

ターンオーバーのリズムは一定で、
角層全体が置き換わるのに要する時間も一定です。
ゆえに、肌は一定の厚さを保てています。

ターンオーバーは28日?45日?

ターンオーバーは28日って聞いたことがあるけど?

これは「どこを基準としてターンオーバー時間をカウントしているか」によります。

  • 「基底層」で細胞が生まれるところから、垢として剥がれるまで・・・約45日
  • 「基底層」で生まれた細胞が「基底層」から上層に移動していくところから、垢として剥がれるまで・・・約28日

なので、28日でも45日でも、どちらでもOK

しかも、この数字はあくまでも目安です。

体の部位によって角層数も異なれば、
角層の厚さにともなってターンオーバー時間も部位差、個人差、年齢差があります。

例えば
体幹・四肢まわりの角層数は14層〜20層ほどで、ターンオーバー時間は約6週間、
健康的な足裏の角層数は50層〜100層ほどで、ターンオーバー時間は約3ヶ月、 と言われています。

28日/45日は目安の数字なので、ぶっちゃけそこまでとらわれる必要はありません。

補足

ちなみに「45日って体のどこの部分?」と
軽く疑問に思ったので文献を読み漁ってみたら、
とある文献にて「測定モデルは前腕部」とあるのを見つけました。(British Journal of Dermatology, 1977, 96(5), 503-9.)

ターンオーバーの仕組みは2 in 1

肌のターンオーバー2つの段階

ターンオーバーの仕組みがわかったところで、もう一歩、踏み込んでいきます。

それは、ターンオーバーの一連の流れを以下の2つの段階に区切ってみることです。

  • 「細胞の成長過程(角化)
    肌細胞が生まれるところから「角層」にやってくるまで
  • 「角層細胞の剥離」
    「角層」まできた細胞が垢として剥がれていくまで

実は、この2つの段階は逆の特徴をもちます。

  • 「細胞の成長過程(角化)
    時間をかけて行われる
  • 「角層細胞の剥離」
    滞りなく速やかに行われる

1つの流れの中で2つの段階があるので、ターンオーバーの仕組みって実はめっちゃややこしいのです。

細胞の成長過程(角化)
  • しっかり時間をかけて成熟した肌細胞は、
    それ自体が十分な水分を蓄えていて肥えているし、
    細胞同士の間を埋めている「細胞間脂質」も質が良いので、
    「角層」におけるバリア役として申し分ない存在となります。
角層細胞の剥離
  • 肌は毎日代謝していて再生が盛んです。
    角層の不必要な肥厚を避けるべく、スムーズな角層細胞の剥離が行われています。

実は健康的な肌の場合、角層細胞(角質)は毎日、自然に剥がれおちています。

目に見えていないだけで、
洗ったり衣類でこすれたりするだけで
一生を終えた角層細胞から一層、一層、毎日はがれ落ちています。

ターンオーバーと角層細胞の剥離

角層が垢として剥がれていく仕組み
  • 角層細胞どうしを繋いでいる「鎖」が「分解役人」によって切られると角層細胞が「垢」として剥がれていく
  • 鎖=「デスモソーム」と呼ぶ
  • 分解役人=「プロテアーゼ」と呼ぶ
  • 「プロテアーゼ」が適切に働ける環境
    ★肌の水分がたっぷりあること
    ★弱酸性の肌

角層中の細胞どうしは、
鎖となる「デスモソーム」というタンパク質複合体で繋がれています。

この鎖を切るのは
鎖の分解役人である「プロテアーゼ」というタンパク質分解酵素です。

鎖が分解役人によって切られていくと、角層細胞どうしの結合が弱くなり、一つひとつバラバラになって垢として剥がれていきます。

鎖の分解役人プロテアーゼがちゃんと働くためには「水分量」「pHが弱酸性の肌環境」
この2つがキーポイントとなります。

つまり、

肌の水分量もあり、pHも弱酸性の健康な肌だとプロテアーゼは平常運転ができるので、
角質除去などアレコレ手を加えなくても角層は溜まらないようになっています。

ターンオーバーの乱れ

肌のターンオーバーの乱れ
  • ターンオーバーの乱れ
    「細胞の成長過程(角化)
    =細胞の成長が速い

    「角層細胞の剥離」
    =スムーズに剥がれていかない
  • ターンオーバーの乱れと、角層の剥離に関与する「プロテアーゼ」の活性低下は関係している
  • 「プロテアーゼ」の活性低下は角層の肥厚に繋がる

ターンオーバーという1つの流れの中には2つの段階があることを説明しました。

  • 「細胞の成長過程(角化)
    =時間をかけて行われる
  • 「角層細胞の剥離」
    =滞りなく速やかに行われる

当たり前ですが「ターンオーバーが乱れている状態」はこの逆パターンです。

※「細胞の成長過程(角化)」、「角層細胞の剥離」共に遅い方に乱れる場合に「加齢」が、共に速い方に乱れる場合に「深刻な皮膚炎」が挙げられますが、ここでは除外します。

肌のターンオーバーが乱れた場合
  • 「細胞の成長過程(角化)
    =細胞の成長が速い
  • 「角層細胞の剥離」
    =スムーズに剥がれていかない
細胞の成長過程(角化)
  • 時間をかけずに細胞の成長を急がせた場合、
    肌細胞は未成熟のため、水分を十分に抱え込んでいないため小さく、傷みやすいです。
    加えて、「細胞間脂質」の質も低い状態です。

    肌細胞それ自体が貧弱だし、後ろ盾である「細胞間脂質」までナヨナヨしているので、肌を守るバリア役としては役不足です。
角層細胞の剥離
  • 剥がれるべき角層細胞がそのまま滞留、不必要な角層の肥厚をまねきます。

ターンオーバーの乱れと肌荒れ

ターンオーバーの乱れと一緒になって「肌荒れの見える化」に関係するのが「デスモソーム」と「プロテアーゼ」です。

[ターンオーバーと角層細胞の剥離]にて、

・角層細胞どうしを繋ぐ鎖である「デスモソーム」が、鎖の分解役人「プロテアーゼ」によって切られ、角層細胞は垢として剥がれていく

・ターンオーバーの整った、潤いのある健康な肌ではこれは自然に行われるので、角質はたまらない仕組みになっている

と説明しました。

実は、鎖の分解役人「プロテアーゼ」には苦手な環境があります。

  • 水分不足な肌
  • アルカリ性よりの肌
    (あくまでも中性〜弱アルカリ性)
    ※肌が乾燥すると、肌のpHはpH6.0~の中性〜アルカリ性に傾く

※「プロテアーゼ」の活動力は加齢によっても低下しますが、ここでは触れません。

つまり、

ターンオーバー(細胞の成長過程)が速く乱れたことによって、未熟な細胞で形成された水分保持能の低い角層や、単に保湿不足の乾燥肌なんかでは、

プロテアーゼはうまく働くことができず、角層の剥離がスムーズに行われません。

角層の剥離がスムーズにいかないと、ターンオーバー(角層細胞の剥離)の乱れ(遅れ)に繋がります。

角質が剥がれていかず蓄積する仕組み

剥がれていくべき角層が上手く剥がれないでいると、どうなると思いますか?

複数の角層細胞のまとまりは
「粉吹き」(ボソボソ)として目に見えます。

また、
複数まとまった角層が剥がれていく前の、
剥がれかかった状態が「皮剥け」(ガサガサ)として目に見えます。

足の裏の角層は
  • 厚みがあって内外の水分が行き渡りにくい
  • うるおいヴェールの皮脂膜は無いに等しい
なのに、ニオイが気になるからといって
  • ゴシゴシ洗い
  • 過剰な角質除去をしがちな部分
ゆえに、簡単に乾燥しやすいです。

乾燥しやすいってことは角層が肥厚しやすいってことです。

角層が肥厚すると肌の質感も荒れやすいってことです。

これが、
ターンオーバーの乱れ→肌荒れになる仕組みです。

ポイント
  • 足裏のガサガサ・硬い肌は、肌のターンオーバーが乱れたことで起きる現象
  • 鎖の分解役人「プロテアーゼ」の活性低下も肌荒れに関係あり

では、ターンオーバーを乱す原因には何があるのでしょうか。

ターンオーバーを乱す原因

ターンオーバーを乱す原因
  • 刺激は「細胞の成長過程(角化)」を速める
  • 乾燥は「角層細胞の剥離」を遅らせる
  • 血行不良によって「細胞の成長過程(角化)」に必要な栄養供給が乏しくなり、「角層細胞の剥離」も遅らせる

足裏のガサガサ・硬い角質をつくる、ターンオーバーの乱れに影響を与える因子はたくさんあります。

ターンオーバーを乱す原因

中でも、

日常生活において、
無意識のうちにやってしまったり、
あまり気にしないことだけど、実は足裏の荒れた肌に繋がるTOP3は【刺激・乾燥・血行不良】です。

肌のターンオーバーを乱す原因TOP3
刺激
  • 「未成熟の肌細胞でいいからとにかく早くたくさんつくって肌を強化!」という防御反応が働き、角層を厚くして足を守ろうとします。

    未成熟の細胞なので脆く傷つきやすいため、肌の質感は荒れていきます。

    加えて、角層の水分量が不十分なので、角層の剥離もスムーズにいきません。
乾燥
  • 「水分不足で剥がれることができない!」と角層が積もっていきます。

    積もった分の角層までうるおす余裕が肌にはないので、肌の質感は硬く、荒れていきます。
血行不良
  • ターンオーバーは血液の流れがスムーズなほど順調にいきます。
    血液の流れは、いわばターンオーバーの原動力です。
    これが滞ると、肌細胞には十分な酸素・栄養が行き渡らず、痩せ細った弱っちい細胞ができてしまいます。

    加えて、ターンオーバー(細胞の成長過程)でつくられる天然の保湿成分の生成も不十分になります。

    一方で、角層の水分量が少ないので角層の剥離するスピードも落ちます。
    結果的に角層は乾燥し、肥厚し、肌の質感は荒れていきます。

「保湿クリームを変えてもガサガサが治らん」

そんな時は、これら3つの原因に気をつけてみてはいかがでしょうか。

保湿は肌のターンオーバー正常化に大きく貢献します。

しかし、それ以上に肌のターンオーバーを乱す要因の影響の方が大きいと、保湿だけだと足りず、足裏のガサガサが改善しないのかもしれません。

ご自身の生活習慣で当てはまることがあれば、それに対策をとってターンオーバーを整えていきましょう。

足の裏の角質は足のニオイの原因になる?

足の裏の角質は足のニオイの原因になる?

その答えはYesです。

ただし、すべての角質が悪いわけではないです。

足裏の角質と足のニオイの関係
  • 足のニオイ=常在菌がエサ(角質/垢、皮脂)を食べて繁殖する時にだす代謝物がにおっている
  • 常在菌のエサとなる角質が多ければ菌も増えていくし、代謝物もたくさんでる
  • 代謝物がたくさんでる=その分、足のニオイがする
ポイント

「足裏のガサガサ・硬い角質」は、 通常時よりも角質が蓄積している&剥がれやすい状態=菌へのエサ増しに繋がり、足のニオイが強くなりやすい

足裏の角質と足のニオイの関係

足のニオイの要因である角質は悪なり!
みたいに思う人もいるかもしれません。

しかし、本来、角質は私たちの体を守るためにあります。
絶対に必要な存在です。

角質の「厚い」「硬い」「ガサガサ」の状態がダメなんです。

逆を言うと、

足裏の肌がキレイになれば、延いては足のニオイのリスクが減る、ということです。

まとめ

本記事で紹介したこと
  • ガサガサ・硬い角質になる仕組みと因子【肌の基礎知識を添えて】
    ・肌のターンオーバーの乱れによって、角層の水分量が低下すると、角質剥離に関する「酵素」の働きが低下
    剥がれるべき角質がチリツモった結果、硬くなったりガサガサしたりする

    ・ターンオーバーの乱れに繋がる因子は色々ある
    特に日常生活で注意したいことTOP3は【刺激・乾燥・血行不良】
  • ガサガサ・硬い角質と足のニオイの関係
    ・足のニオイ発生メカニズム
    =常在菌がエサ(角質/垢、皮脂)を食べて繁殖する時にだす代謝物がにおっている

    ・ガサガサ・硬い角質は、常在菌のエサ増しに繋がる

本記事は参考になりましたでしょうか。

肌の仕組みや肌荒れの原因を理解していると、
足裏の肌にとって「やったらダメなこと」「肌に必要なこと」など意識的に行動することができるので、

結果、足裏の荒れたぶっさいくな肌がキレイになるだけでなく、足のニオイの軽減にも繋がって、一石二鳥ですね!

参考文献・webサイト

著:かずのすけ, 白野 実
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『あたらしい皮膚科学』第3版
明治鍼灸医学, 1988, 4, 123 – 139.
日本香粧品学会誌, 2014, 38, 1, 15–21.
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日本化粧品技術会 化粧品用語集—ターンオーバー [turnover]、角化 [keratinization]、角層肥厚 [thickening of stratum corneum]、スケーリング [scaling]、デスモソーム [desmosome]、角層保湿機能 [water holding function of stratum corneum]、角層細胞間脂質 [stratum corneum intercellular lipid]、天然保湿因子 [natural moisturizing factor]、皮脂 [sebum、 skin surface lipid]、皮脂膜 [skin surface film]
花王ークロロゲン酸 花王の最新研究
大正製薬ダイレクト—冷えない体に 冷えと血行

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