本記事はそんなお悩みを解決します。
- 足の角質除去で12のツール+使い方や使用頻度
- 元美容部員おススメの角質除去ツール
足裏の溜まった角質は足のニオイの原因になるのは知っているけど、 フットサロンだと人前だから足のニオイも状態も気になるし、行く時間もないし、金額的にちょっと躊躇してしまう・・・
だから自宅セルフで足裏の角質を除去したいけど、実はよく色々分からない・・
そんな場合でも、本記事を読み終えていただければ、
◎あなたの足の裏の状態に合った角質除去が出来るようになります。
◎角質除去をする際に「やっていいこと」「ダメなこと」がわかるので、自宅セルフでもキレイな足裏がつくれるようになります。
- 美容業界歴10年以上
- 元・外資系化粧品会社の美容部員&プロダクトマネージャー
- 美容マニア

本記事で紹介している内容は、化粧品や医薬部外品をつかうことで期待される「予防」や「穏やかな効果」の範囲を超えるものではありません。
アトピー性皮膚炎や水虫をはじめ、タコ、魚の目、深いひび割れや出血、歩いて足底に痛みを感じるような場合は皮膚科で専門医による治療をしてもらいましょう。
足裏のセルフ角質取りをする前に肌状態をチェック

別記事[【足裏の角質ケア】正しいやり方][足裏の角質の取り方]でも申し上げている事ですが、
足裏の角質を取る前に角質を取る必要がある足裏なのか、そうでないのか、ちゃんとチェックしましょう。

ツルスベ・柔らかい足裏を手に入れたいなら、やたらと角質を取るのはNGですよ。
そう思われたら、正しい保湿ケアや基本の角質ケアに注力してみましょう。
角質を取ることだけが「角質ケア」ではありませんから。
そんな場合は本記事をご覧いただき、
ご自身の足裏の状態に合った角質除去ツールを使って、
保湿ケア、延いては角質ケアの効率をアップさせましょう。
合わせて読みたい[正しい角質の取り方]:足裏の角質除去において、全体的に気をつけたいことを書いています。
足裏の角質除去、自宅セルフで使える12のアイテムと使い方

以下に紹介する12のツールを図にまとめるとこうなります↓。
そして、角質除去をする時はいきなりパワーのあるツールから使うのではなく、刺激の弱いものから使うことをおすすめします。
例えばこんな感じです↓。
ちなみに、元美容部員の私ならこうする、という肌荒れ状態とおすすめのツール群の目安はこんな感じです↓。

あと、全部「保湿とセット」ということをお忘れなく〜。
特に角質除去のケアをした後は、がっつり保湿してあげましょう。
重曹/お酢足湯

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが低めな場合におすすめです。
スクラブやヤスリの前に肌を柔らかくするのが目的なら、重曹/お酢抜きでの足湯の方がダメージレスです。
※スマホでは表右側の∨をタップすると各々の説明が開きます。
【重曹】
特徴 | 温泉の成分でもある重曹がもつ作用は主に4つ。 ①皮膚上の油脂をアルカリで乳化させて洗い流す作用 (アルカリと脂肪酸が出会って、石鹸と同じ乳化作用で汚れを浮かして落とす作用) ②適度な硬さと柔らかさをもつ粒子による物理的な研磨作用 ③タンパク質(角質)の結合を切って剥がれやすくする作用 ④ニオイの中和作用 「イソ吉草酸」など酸性のニオイを中和する作用 |
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使い方・頻度 | ★重曹は「食用」を使用 (濃いめ・pH10付近の強アルカリ性寄り) 36~40℃のお湯3~4ℓに、大さじ3杯程度の重曹をよく溶かす。 (薄め・pH8~9付近の弱アルカリ性寄り) 36~40℃のお湯3~4ℓに、大さじ1/2杯程度の重曹をよく溶かす。 軽く足の汚れや汗を落としてから5分程、足を浸す。 足湯後は水道水でしっかり洗い流し、忘れずに保湿を。 ※肌がシワシワになるほど潤い成分が流れ出てしまうため、 肌がふやけない程度に足を浸す。 ・重曹は皮脂やタンパク質に働きかける特性をもつこと ・お湯に肌を浸すことで、肌の潤い成分が流れ出ること ・特に足の裏は皮脂腺がなく、ただでさえ乾燥しがちであること を考えると ・濃いめの場合、使用頻度は週2回程度を目安に、 もしくは2~3日連続して肌の様子をみる、 など調整しながらの方がベター ・長期的な連日使用は避ける ・薄めの場合、使用頻度は毎日でも可(肌の様子をみながら)。 |
重曹足湯(全体)の補足 |
| 通常、ヒトの肌は「アルカリ中和能」という ただし、中和に要する時間は、ガサガサ硬い・乾燥した肌では遅くなると言われています。 |
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重曹足湯(濃いめ)の補足 |
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重曹足湯(薄め)の補足 |
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【お酢/クエン酸】
特徴 | 制菌作用、アンモニア臭(疲労臭)消臭作用、 発汗作用の他、お酢に含まれるクエン酸や乳酸などの AHA(ピーリング成分)が角質どうしの接着を緩めて 角質を剥がれやすくしてくれる。 『黒酢』には天然保湿因子(NMF)の構成要素である アミノ酸やAHAの一種であるクエン酸、乳酸などが、 『りんご酢』にはリンゴ酸が豊富に含まれている。 |
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使い方・頻度 | ★クエン酸は「食用」を使用 ※お酢はリンゴ酢を使用しました (濃いめ・pH3付近の強酸性寄り) 36~40℃のお湯3~4ℓに、大さじ6~7杯程度のリンゴ酢 または 大さじ3~4杯程度のクエン酸 をよく混ぜる。 (薄め・pH5付近の弱酸性) 36~40℃のお湯3~4ℓに、大さじ3~4杯程度のリンゴ酢 または 大さじ½~1杯程度のクエン酸 をよく混ぜる。 ※クエン酸は食酢より若干pHが酸性よりなので量は少なめでOK 軽く足の汚れや汗を落としてから5分程、足を浸す。 足湯後は水道水でしっかり洗い流し、忘れずに保湿を。 ※肌がシワシワになるほど潤い成分が流れ出てしまうため、 肌がふやけない程度に足を浸す。 ・AHAがもつピーリング作用 ・お湯に肌を浸すことで、肌の潤い成分が流れ出ること ・特に足の裏は皮脂腺がなく、ただでさえ乾燥しがちであること を考えると ・濃いめの場合、使用頻度は週2回程度を目安に、 もしくは2~3日連続して肌の様子をみる、 など調整しながらの方がベター ・長期的な連日使用は避ける ・薄めの場合、使用頻度は毎日でも可(肌の様子をみながら)。 |

お酢でやる場合は、香りが比較的マイルドな「リンゴ酢」がおすすめです。
足湯の後の「お酢くささ」も気になりません。数分で消えます。
で、
お酢かクエン酸か、で言ったらクエン酸をおすすめします。
なぜならお酢は高いから(笑)
クエン酸は無臭で少量で済みます。
ピーリング石けん

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが低めな場合におすすめです。
※スマホでは表右側の∨をタップすると各々の説明が開きます。
特徴 | 角層細胞(角質)同士の接着を弱め、 角質の剥離を促す作用(ピーリング作用)のある成分を配合した石けん。 ・α-ヒドロキシ酸(AHA=フルーツ酸) ・β-ヒドロキシ酸(BHA=サリチル酸) ・タンパク質分解酵素(パパイン、ブロメライン等) など、角質溶解・剥離作用のある成分が配合されているのが特徴。 クエン酸や乳酸、リンゴ酸もAHA。 パッケージに 「AHA配合」 「グリコール酸配合」 「〇〇酵素配合」 などと記載されていることが多い。 |
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使い方・頻度 | 通常のボディ用洗浄料と同様、泡を作ってから泡で洗う。 頻度は、ブランドによって指定されているものもあるが、多くの場合は毎日でも可。 それでも、使い初めは2~3日に1回など、肌の様子をみながら徐々に頻度を増やしていく方がリスクは少ない。 ※ピーリング成分とスクラブ剤が一緒のものは比較的刺激が強いため、特に使用頻度には気をつける。 |
ソープスクラブ(スクラブ剤入り石けん)

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが低めな場合におすすめです。
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特徴 | 石鹸に、フルーツシードや細かく砕いた軽石などが含まれているもの。 「スクラブ」より細かいスクラブ剤が配合されている傾向にあり、比較的低刺激。 |
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使い方・頻度 | 濡れた肌に優しくこすりつけて使用。 頻度は、ブランドによって指定されているものもあるが、 多くの場合は毎日でも可。 |
ピーリング成分入りリーブオンアイテム

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが低め〜中程度で、角質を削りたくない人におすすめです。
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特徴 | 角層細胞(角質)同士の接着を弱め、 角質の剥離を促す作用(ピーリング作用)のある成分を配合した、 洗い流さない(leave on)タイプのアイテム。 化粧水タイプ(ローション)、 美容液タイプ(セラム)、 クリームタイプ、 などがある。 ・α-ヒドロキシ酸(AHA=フルーツ酸) ・β-ヒドロキシ酸(BHA=サリチル酸) ・タンパク質分解酵素(パパイン、ブロメライン等) ・PHA(グルコノラクトン、ラクトビオン酸等) など、角質溶解・剥離作用のある成分が配合されているのが特徴。 ※PHAは次世代AHAとも呼ばれるピーリング成分のニューフェイス。 AHAよりも分子構造が大きく、より低刺激=より穏やかに作用する成分 刺激がマイルドな順に PHA クエン酸(AHA) マンデル酸(AHA) リンゴ酸(AHA) 乳酸(AHA) グリコール酸(AHA) サリチル酸(BAH) |
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使い方・頻度 | 洗浄後の清潔な肌によく馴染ませる。 洗い流す必要はなし。 ・使用頻度は毎日でも可能としているものもあるが、 肌の様子を見ながら、 使い初めは週に2〜3回の頻度など調整しながらの方がベター |
ピーリング成分入りの保湿剤なので、日中このローションを塗ってからお出かけする場合は日焼け止めも忘れずに塗るようにしてください。
ピーリング成分が日光に反応して&ピーリング成分を塗った後の肌は敏感で紫外線を受けやすくなっているからです。
ゴマージュ

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが低め〜中程度で、角質を削りたくない人におすすめです。
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特徴 | 角質軟化・剥離を促す成分(主に酵素)と、 摩擦(マッサージのような動き)を加えると凝固するゲル(ジェル)化成分が配合されていて、 固まったゲル(モロモロとしたカスのようなもの)が 摩擦の動きと合わさることで 肌表面の油分や塩分、角質や汚れなどを絡みとって (こすり)落としていくというもの。 モロモロとしたカスは成分のゲル化剤が固まったもの。 消しゴムのようなもので、少なからず表面の角質も巻き取られている。 不要な角層を剥がす作用(ピーリング作用)のある成分を配合したジェル状のものが多い。 (ピーリング成分が配合されていないものもある) パッケージに 「AHA/BHA配合」 「グリコール酸配合」 「ピーリングジェル」 「ゴマージュ」 などと記載されていることが多い。 |
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使い方・頻度 | 一旦、肌についている大体の汚れを洗い流し、 タオルドライした肌にゴマージュを薄く塗り広げる。 ゴマージュが乾いてから優しく肌表面をこすり、 モロモロとカスが出てきたら洗い流す。 ❌力を入れてこする ❌長時間こするはご法度 ブランドによって濡れた肌にも使用可のものがある。 使用頻度はブランド毎異なり、 週1〜3回を目安推奨としているところが多い。 しかし ・摩擦刺激を加えること ・角層(角質)は肌のバリア機能(防御壁)であること ・表皮のターンオーバー時間は(肌細胞が生まれる過程を含めて)約6週間かかること を考えると ・毎日の使用は避ける ・足裏の角層の硬さ・厚さに応じて1週間〜10日に1〜2回、 その後、角層が柔らかくなってきたら2週間〜に1回の頻度、 というように角質を落とす頻度を徐々に減らしていく ・ブランド推奨頻度より、 自身の肌の状態に応じて使用することが望ましい ・1度にがっつり/頻繁に角質を取るメリットはない |
尿素クリーム

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが中程度〜で、角質を削りたくない人におすすめです。
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特徴 | タンパク質を分解することで 角層を柔らかくする角質溶解作用がある。 肌がもつ「保湿の3大因子」のうち、 天然保湿因子(=NMF)の構成成分。 もともと私たちの肌がもつ保湿成分のため、安全性が高い。 角質溶解作用の他、 水になじみやすい性質のため 肌の水分保持と柔軟性を保つ働き、 肌のバリア機能改善効果もある。 |
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使い方・頻度 | バスタイム後の清潔な肌に塗布。 角層が柔らかくなるまでは毎日使える。 (肌の様子をみながら) !肌に傷がある場合はしみたり、 長期間の使用では肌に刺激を感じることがあるため、 角層が柔らかくなったら使用は中止し、 尿素が配合されていない保湿剤へシフト。 |

尿素クリームは尿素の配合濃度によって効果が分かれます。
・足裏のガチガチ・ガサガサの改善目的なら尿素20%濃度のものが角質溶解作用に長けています。
・一方で、尿素は天然保湿因子でもあるので、角層中に水分を蓄えるのが目的なら10%濃度以下のもので十分です。
(例)フェルゼアクリームM
スクラブ

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが中程度〜な場合におすすめです。
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特徴 | スクラブ剤として軽石を砕いたものをはじめ、 フルーツシードや塩、砂糖を配合したもの。 足用またはボディ兼用(全身用)のものがある。 ツブツブが肌表面で転がることで、 角質除去だけでなくマッサージ効果による血行促進にも繋がる。 スクラブ剤の存在感があり、 毎日使えるソープスクラブと違って ◯週間に◯回、という頻度で使用するスペシャルケア。 |
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使い方・頻度 | 濡れた肌に適量を手に取り、 ツブツブを肌の表面で転がすように優しくこすりつける。 ❌長時間のスクラブマッサージ ❌強いマッサージはNG. 使用頻度はブランド毎異なり、 週1〜3回を目安推奨としているところが多い。 しかし ・ソープスクラブと比較すると物理的な研磨刺激が強いこと ・角層(角質)は肌のバリア機能(防御壁)であること ・表皮のターンオーバー時間は(肌細胞が生まれる過程を含めて)約6週間かかること を考えると ・毎日の使用は避ける ・足裏の角層の硬さ・厚さに応じて1週間〜10日に1回、 その後、角層が柔らかくなってきたら2週間〜に1回の頻度、 というように角質を落とす頻度を徐々に減らしていく ・ブランド推奨頻度より、 自身の肌の状態に応じて使用することが望ましい ・1度にがっつり/頻繁に角質を取るメリットはない |
塩と砂糖のスクラブの違い補足 | ソルトスクラブ
| シュガースクラブ
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自宅でDIYスクラブもできますよ。
※食べ物をつかうので背徳感を感じなければどうぞ。
ボディ/フットブラシ

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが中程度〜な場合におすすめです。
※毛質によりますが、柔らかいフワッとした毛だと、ガサガサ度「低」でも使えます。
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特徴 | 柄がついているタイプ、持つタイプが主流。 乾いた肌用、濡れた肌用、または両方に使用できるものがある。 乾布摩擦のようなもので、 ボディブラシを使ったブラッシングは角質オフや血行促進、 リンパの流れをよくし、体内の老廃物の排出などに効果的。 足先専用の「フットブラシ」もあり、小型で毛も細かく、 足指の間や爪の間の汚れ取りなど小回りがきく。 【サンパックフットグルーマーグラン】のような置き型のフットブラシもある。 |
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使い方・頻度 | 【共通】 足先・手先など、 心臓から遠い部位からブラッシングを始める。 足先⇨ふくらはぎ、 ふくらはぎ⇨ももの付け根、 など関節ごと区切るとやりやすい。 ブラシの動きは一方方向。 リンパの流れに合わせて末端から内側へ。 こすりすぎは肌への負担となるため、優しく撫でるように パーツ毎に5~6回ほどにしてブラッシングする。 ❌たわしで鍋の底を洗うように、ワッシワッシ強くこする ❌顔やデコルテまわりなど、皮膚が薄い部分へのブラッシング ❌シェービング後や湿疹がある場合 【ドライブラッシング】 乾いた肌に、乾いたブラシで。 角質と一緒に肌表面の汚れや皮脂などもオフしてくれるため、 バスタイムの前がおすすめ。 入浴前に角質をオフしているので、 入浴時は泡で優しく洗うだけでOK. 【ウェットブラッシング】 洗浄剤を泡立てて作った泡をブラシにのせてブラッシング。 濡れている時の肌はデリケート。 保湿成分も流れ出てしまっているので、 ブラッシングの力加減は超やさしく。 使用頻度は 物理的な摩擦刺激が強いことを考えて、 (肌の様子をみながら)週2回程度までを目安に。 |
ミランダ・カーさんが火付け役のボディブラッシング。
角質除去だけでなく、毛細血管に適度な刺激を与えることで、血流・リンパの流れを後押し、血行が促進され、冷えやむくみの改善も期待できることから、美容&健康への意識が高い層の間では定番のアイテムです。
フットファイル(やすり)

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが高めで、狭い範囲で角質を除去したい場合におすすめです。
※スマホでは表右側の∨をタップすると各々の説明が開きます。
特徴 | 金剛砂、セラミック、ステンレス、耐水ペーパーなどのやすり部分に、 持ち手がついたタイプや、持ち手のないガラス製のものなどがある。 基本的に、目の細かいタイプを選ぶと削りすぎが防ぎやすい。 かかとや足指周り、外反母趾まわりなどの ポイントでの角質除去に向いている。 |
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使い方・頻度 | (一度軽く洗ってタオルドライした肌など) 水気を含ませた乾いた肌に使用。 フットファイルの動かし方は一方方向のみ。 往復はさせない。 2面式の場合、 ①粗目で厚くなっている部分を削り ②細か目で仕上げ表面を整える 使用後は細菌がカビが住みつかないように洗って乾かす。 ❌長時間の入浴・足湯の後などで、しわくちゃに肌がふやけている状態。 凹凸ができて削る必要のない部分まで巻き込んでしまう、 もしくは削りすぎてしまう可能性が大きい。 使用頻度は ・毎日の使用は避ける ・足裏の角層の硬さ・厚さに応じて1週間〜10日に1回、 その後、角層が柔らかくなってきたら2週間〜に1回の頻度、 というように角質を落とす頻度を徐々に減らしていく なぜなら ・物理的な研磨刺激が強いこと ・角層(角質)は肌のバリア機能(防御壁)であること ・表皮のターンオーバー時間は(肌細胞が生まれる過程を含めて)約6週間かかること ・ブランド推奨頻度より、自身の肌の状態に応じて使用することが望ましい ・1度にがっつり、もしくは、頻繁に角質を取るメリットはない |
フットファイルの動かし方の参考動画です。
Youtube『神楽坂 整体 フットケア専門院 ペディスマイルーかかと角質除去ファイルを使ってホームケア』
1分10秒のところから動かし方の説明をされています。

ガラス製のやすりはメリット多し。やすり初心者さんにもおすすめです。
・キメが細かく、比較的ダメージレスでかつ均一に削れる
・丸洗いできて汚れ落ちも良いため、衛生的に使える
・薄手で収納場所をとらない
・人にやすりを見られたとしても恥ずかしくない
(例)ウルンラップ ガラス製かかと削り
電動角質リムーバー(やすり)

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが高めで、広い範囲で角質を除去したい場合におすすめです。
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特徴 | 電動のため、軽く肌に当てるだけで均一、短時間で角質を削れるところがメリット。 ブランドによってはドライ&ウェットの環境で使えるもの、 スピードが調節できるものもある。 足裏全体、広範囲の角質除去に向いている。 |
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使い方・頻度 | (一度軽く洗ってタオルドライした肌など) 水気を含ませた乾いた肌に使用。 電動リムーバーの動かし方は 手動のフットファイルとは異なり、往復させる。 使用後、ローラー部分は細菌がカビが住みつかないように洗って乾かす。 ❌長時間の入浴・足湯の後などで、しわくちゃに肌がふやけている状態。 凹凸ができて削る必要のない部分まで巻き込んでしまう、 もしくは削りすぎてしまう可能性が大きい。 ❌ローラーを同じ箇所に長時間あて続ける 使用頻度は ・毎日の使用は避ける ・足裏の角層の硬さ・厚さに応じて1週間〜10日に1回、 その後、角層が柔らかくなってきたら2週間〜に1回の頻度、 というように角質を落とす頻度を徐々に減らしていく なぜなら ・物理的な研磨刺激が強いこと ・角層(角質)は肌のバリア機能(防御壁)であること ・表皮のターンオーバー時間は(肌細胞が生まれる過程を含めて)約6週間かかること ・ブランド推奨頻度より、自身の肌の状態に応じて使用することが望ましい ・1度にがっつり、もしくは、頻繁に角質を取るメリットはない |
電動角質リムーバーの動かし方の参考動画です。
Youtube『ドクター・ショール—ベルベットスムーズの自宅でサロンクオリティ体験』

電動リムーバーを選ぶ際は
・持ち手の握りやすさ
・回転スピード(強・弱)が調節できるもの
・荒さが異なるヘッド(やすり部分)が用意されているか
ヘッドやボディの洗いやすさ
などを条件に選ぶと、肌状態に応じて使い分けができるので◎
パミス(軽石)

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが高めで、狭い範囲で角質を除去したい場合におすすめです。
※スマホでは表右側の∨をタップすると各々の説明が開きます。
特徴 | 「パミス」とは、火山が噴火する時に 一緒に飛び出してくるものの中の一つで、 表面に小さい穴がたくさんあいている白っぽい石のこと。 かかとや足指周り、外反母趾まわりなどの ポイントでの角質除去に向いている。 天然軽石は、表面のキメにバラつきがあるため、 仕上がりも不均一になりがち。 人工軽石だと硬質ウレタンフォームでつくられたものが一般的。 人工軽石の方が比較的キメが細かくて均一。 |
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使い方・頻度 | 洗剤を溶いた水にパミスを浸し、濡れている肌に使用。 パミスの動かし方は円を描くようにクルクルと肌表面を滑らせる。 数回クルクルする毎に、剥がれた角質を洗い流しながら状態を確認する。 使用後は細菌がカビが住みつかないように洗って乾かす。 ❌長時間の入浴・足湯の後などで、しわくちゃに肌がふやけている状態。 凹凸ができて削る必要のない部分まで巻き込んでしまう、 もしくは削りすぎてしまう可能性が大きい。 使用頻度は ・毎日の使用は避ける ・足裏の角層の硬さ・厚さに応じて1週間〜10日に1回、 その後角層が柔らかくなってきたら2週間〜に1回の頻度、 というように角質を落とす頻度を徐々に減らしていく なぜなら ・物理的な研磨刺激が強いこと ・角層(角質)は肌のバリア機能(防御壁)であること ・表皮のターンオーバー時間は(肌細胞が生まれる過程を含めて)約6週間かかること ・ブランド推奨頻度より、自身の肌の状態に応じて使用することが望ましい ・1度にがっつり、もしくは、頻繁に角質を取るメリットはない |
パミスの動かし方の参考動画です。
Youtube『Beauty & Hygiene for Girls : How to Use a Pumice Stone on Your Feet』
0:40から使い方を説明をされています。
もしくはこちらの動画↓
Youtube『How To Use A Pumice Stone To Debride A Foot Callus』
0:52から使い方を説明をされています。
※両リンクとも英語ですが動き方は見ればわかります。
軽石は力加減が難しいアイテムで、かつ角質除去ツールの中でも肌への物理的刺激が大きいため、肌への負担を考えると「軽石でこする」のは好ましくないと言えます。
ちなみに、軽石を使う必要がない肌質なのに軽石でこする>のはもっと良くないです。
加えて、適切な軽石の使い方に自信がない場合もNG、軽石を使うのは避けましょう。

軽石にチャレンジする前に、スクラブや尿素クリーム、やすりなどからお試ししてみることをおすすめします。
ピーリングフットパック

足裏のガサガサ・厚さ・硬さ度のレベルが高めで、広い範囲で角質を除去したい場合向けです。
※スマホではをおすと各々の説明が開きます。
特徴 | 角質を剥がす作用(ピーリング作用)のある成分を配合した液体を靴下状の袋に入れ、 足を一定時間浸すことで角質の剥離を促す。 一定期間かけて皮剥けが起こる。 α-ヒドロキシ酸(AHAもしくはフルーツ酸)やタンパク質分解酵素など、 角質剥離作用のある成分が配合されていること+強酸性であることが特徴。 |
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使い方・頻度 | 清潔な状態の足裏を、薬剤の入った袋に入れて一定時間浸す。 その後、ぬるま湯で優しく丁寧に洗い流す。 使用後2〜3日後に皮が剥け始める。 ❌傷や湿疹などの炎症、水虫がある場合 使用頻度はブランド毎異なるが、 最低でも1ヶ月は期間を開けることを推奨しているところが多い。 薬剤を使用するため、化学やけどやその他の肌荒れを起こす可能性を考慮し、 パッチテストや薬剤を浸透させる時間を規定のものよりかなり短縮して使うなど注意が必要。 |

「ピーリングフットパック」は、先に紹介した「リーブオンタイプのピーリングアイテム」と比べて
・強酸性の薬剤に長時間肌を浸す
・硬くない部分(健康な部分)の角層まで一緒に皮剥けする
など肌にとって好ましくない条件が揃っているので、個人的にはおすすめしません。
自分でも絶対に使いたくないツールです。
まとめ
紹介アイテム一覧
商品画像 | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
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商品名 | ドクターサニー ピーリング石鹸 AHAクリアソープ 90g | DHC フットスムースソープ 60g | ポーラチョイス ボディローション 10% AHA 210mL | トニーモリー ブライトニング ピーリングジェル 150mL | ジョバンニ シュガーボディスクラブ ホットチョコレート 260g | ニールズヤード ボディマッサージブラシ (コットン巾着入り) |
使用部位 | 全身 | 足 | ・体 ・かかと・ひじ・ひざ・二の腕など、 ガサガサやボツボツが気になる所への部分使い | ・顔 ・かかと・ひじ・ひざなど、 ガサガサが気になる所も◎ | 体 | 体 |
特徴 | ・グリーコール酸 5% ・サンザシエキス ・ナツメ果実エキス | ・種子スクラブ(アンズ&モモ) ・モロッコ溶岩クレイ ・尿素 ・チャ葉エキス ・柿タンニン | ・グリコール酸 10% ・シアバター ・抗炎症有効成分 ・抗酸化成分 | ・AHA(クエン酸、乳酸) ・尿素 ・抗炎症有効成分 ・保湿成分 ・抗酸化成分 | ・オーガニックシュガーとクルミ殻のスクラブ ・アロエ ・ハチミツ ・ククイナッツオイル ・シアバター | ・コシのある天然猪毛ブラシ ・木製部分は耐久性が高いビーチ(ブナの木)を使用 ・1本2役(ブラッシング&マッサージ) |
こんな人にオススメ | ・足の裏のガサガサ/厚さ/硬さレベル:低 ・角質を削ることに抵抗がある ・優しく角質除去したい | ・足の裏のガサガサ/厚さ/硬さレベル:低 ・優しく角質除去したい ・足のニオイも気になる | ・足の裏のガサガサ/厚さ/硬さレベル:低〜中 ・角質を削ることに抵抗がある ・優しく角質除去したい ・二の腕や足のブツブツも気になる | ・足の裏のガサガサ/厚さ/硬さレベル:低〜中 ・角質を削ることに抵抗がある ・優しく角質除去したい | ・足の裏のガサガサ/厚さ/硬さレベル:中 ・スクラブの大きいツブツブ感が苦手 ・スクラブ後の肌はしっとり仕上がりが好き | ・足の裏のガサガサ/厚さ/硬さレベル:低〜高 ・角質除去だけでなく、冷え・むくみも一緒にケアしたい ・リンパマッサージが好き/始めてみたい |
仕様 | インバス | インバス | アウトバス | アウトバス | インバス | アウトバス |
リンク |
本記事は参考になりましたでしょうか。
- 肌質に合ったツールを使って
- 程度も頻度もやりすぎず
- 保湿をしっかりしながら
»足裏の正しい角質ケアのやり方
»足裏の状態に合わせた保湿剤の選び方
»足裏の角質の正しい取り方&注意事項
なども是非ご参考になさってください。
※本サイト内で紹介している商品のご購入・使用効果・使用後のトラブル、及びケア方法に関して、個人の体質、または誤った方法での実践に起因して肌荒れや不調を引き起こされた場合でも、当サイトは一切の責任を負わないものといたします。
実践の際には、必ずご自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。
また、紹介内容は全ての方への有効性を保証するものではありません。
参考webサイト
日本化粧品技術会 化粧品用語集—ヒドロキシ酸 [hydroxy acid]
化粧品成分オンラインー[尿素]、[サリチル酸]
まりもクリニック—ネオストラータとは
Chem-Station—「重曹でお掃除」の化学
角質除去はいらなそうだな・・・